健診医師求人TOP >> 健診医師の基礎知識 >> 人間ドック健診専門医
人間ドック健診専門医とは、人間ドックの需要の高まりもあり、日本総合健診医学会、そして日本人間ドック学会合同の「人間ドッグ健診専門医規定」が平成24年4月1日より施行されたことによる、新制度に乗っ取った資格です。平成24年3月31日までに日本総合健診医学会で認定を受けた専門医、指導医、または研修施設は次回の更新まで、その旧制度の専門医規定で適用されるということです。新しい資格にリニューアルしましたが、新制度への移行により、平成29年3月31日まで過渡的措置期間を設けており、この期間内は旧制度での受験資格にて、この資格を受験することが可能になっています。
人間ドック健診専門医は、受験資格を満たしている会員であれば受験可能で、旧試験では100問のマークシート方式による筆記試験となっていました。試験というよりは、受験資格規則第10条を満たす事のほうに重きを置いてあるといっても過言ではなく、専門医認定試験受験申請時に、継続して学会で5年以上の正会員であること、会費を完納している者、勤務施設が研修施設として認定されており、所定の研修プログラム履修機関を含み、5年以上の研修実績を有する者、別に定める単位数を7単位以上取得していること等、詳しい規定があります。研修、実務経験重視の資格といってもいいでしょう。
ただし、健診医に成る為には、必ずしもこの専門医の資格を取得している必要はなく、あくまで目安の資格になりますので、持っておいたほうがいいけれども、必須の資格ではありません。それぞれの専門科によって学会組織があるので、もしその世界での情報アップデートをして勉強を続けるのなら、やはり人間ドック健診専門医資格を持っていたほうがいいですので、受験資格を得るために学会認定の研修施設において研修を積みましょう。
ただし、健診医は、精神的、肉体的に負担が少なく、人間ドックで入院中の患者さんは主治医として担当を受けもつことがあるものの、普段は担当医になることはなく、検査はしても治療をする訳ではないので、医師のなかでも人気が高まっています。募集があると人気の医療機関ではすぐ募集が埋まってしまう可能性が高く、競争力をつける面では、資格をもっていたほうが有利かもしれません。人間ドック健診専門医はまだまだ他の専門医と比べて数が少ないのが現状です。
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今までの臨床経験を活かして、またはこれから新しい働き方をしたい人にぴったりなのが人間ドック健診専門医です。医療現場の需要もますます高まっていくことでしょう。
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